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愛知県東海市の黒毛和牛ステーキと新鮮シーフード料理の専門レストラン|グランシェフ

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コック修行時代、修先輩のプリン、潤先輩のオムレツ

コック修行時代、修先輩のプリン、潤先輩のオムレツ

コック見習いになり半年経った、定休日は恩師の料理本を借り睦クラブ(外人接待用のレストラン)で料理の勉強です。
熊野の大自然が好きで父と山仕事をしたが、やがて山仕事が無くなり名古屋に出て19歳でコック見習いになった。
野菜の皮むき、切り方、料理用語、何も考えずにコック見習いになつたが不器用で上達が遅く皿洗いと鍋洗いの日々。
先輩達は4人で20歳~22歳位、皆15歳からの経験豊富で仕事が出来ます、厳しい料理の世界では神様のような存在でした。
修先輩は21歳で優しい先輩だった、賭け事が好きで少し鶴田浩二似だ、休みは外出が多いが、その日の定休日は睦クラブにいた。
調理場で昼飯を食べてから、洋次君プリンは好きかと聞かれたので、本物のプリンは 食べたことがありませんと答えました。
すぐにプリンを作ってくれた、焼きたてのプリンは美味しかった、夢中で食べる私に、冷やしたら美味しいよと微笑みました。
それから休みの度に、プリンを作ってくれた、手帳に分量やオーブンの温度、焼き方や、焼く時間を忘れないようにメモした。
それを見て修先輩は、もうプリン作りに飽きた、食べたい時は自分で作れと笑った、有難うございました無言で頭を下げました。
恩師や先輩達は、賄い料理で洋次君の味覚を判断する、賄い料理は真剣勝負だよ、と修先輩に教えて頂きました。
修先輩は任侠映画が好き、義理人情の世界が好きだった、料理人も義理人情を大切にします、恩師は親、先輩は兄だと思いました。
修先輩が、東京のホテルで調理長になり、元気に活躍していると聞きました、きっと優しい笑顔で鶴田浩二に似た渋い声で。。。。笑
プリンは、コースのデザートで提供しています、優しかった修先輩の笑顔を想いながら、お客様の笑顔に感謝して頑張っています。。
睦クラブに紹介して頂いた伊佐治社長との約束は、休日には覚えた料理を食べさせて欲しいとのことでした。
洋次君、美味しいオムレツが食べたいが出来るかと問われた、まだ作れませんと答えましたが覚えようと思いました。
仕事が終わってから練習していると、亀井潤先輩が教えてくれました、それは形が綺麗で美味しそうなオムレツでした。
中身が半熟であり美味しい、卵だけでこんなに美味しくできるのかと思いました、潤先輩は微笑んで私に言いました。
今夜から5個ずつ練習だ、オムレツができたら1個は俺が食べる、4個は君が食べろ練習あるのみだ、何事もなせばなる。
私は不器用で覚えが悪い、しかし3ヵ月ほどしたら潤先輩のオムレツに似たようなオムレツができたような気がしました。
潤先輩は笑いながら、俺はオムレツ食べるのやめた、よく頑張ったなー。。洋次君飲みに行こうかと誘って頂きました。
休日に伊佐治社長の家でオムレツを食べて頂いた、大柄で柔道5段鬼のように怖そうな社長が微笑んで私を見ました。
潤先輩は、恩師である亀井料理長の弟で伝説の料理人である父親に厳しく仕込まれた名料理人だと修先輩に聞きました。
父親の急死後、ボーイになり料理のサービスを担当、外人の食事。パーテイを仕切り料理長と名コンビで頑張っていました。
不器用な私が今日まで料理人を継続できたのも、優しい恩師や先輩達に恵まれたお蔭と感謝しています。
 

2018-08-05 22:27:13

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